行程録 その3

ここでは、先にあげた問題集について、その活用方法をご紹介します。

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 適性検査の過去問から45題を精選した上で、一問一問丁寧に解説してあり、独習に適している(無料ビデオ講座を見ることもできます)他、適性検査過去問演習の初級者にはちょうど良い難易度です。

銀本を使った問題演習の合間の独習用として長女もこの問題集からスタートし、この問題集を解き切って自信をつけてからより難易度の高い問題集へと移っていきました。

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以下6つの視点から170題の過去問を精選・分類した問題集。

■条件を整理する
 →与えられた情報から、条件や必要なことがらを整理する
■視点を変える
 →立場や視点を変えて考えたり、具体化・抽象化して考える
■因果関係をつかむ
 →現象やデータの因果関係を類推したり、根拠や理由を言語化する
■調べる・比べる
 →資料の関連や特徴を読み取る。共通点や相違点、変化をとらえる
■数を操作する
 →ルール従って数を操作し、必要な数値を求める
■自分で造り出す・決定する
 →自分の経験や意見をもとに、新たな提案や創作を行う

 

「45題詳細解説」を解ききる頃には弱点ノートにもある程度問題が溜まってきますので、弱点ノートに溜まりがちな苦手分野を集中的に訓練するために使いました。

先にあげた「45題詳細解説」に比べると難しい問題も増え、解答解説を読んだだけでは分からないケースも出て来ます(「45題詳細解説」に比べると解説もかなりあっさりしています)ので塾の先生や親御さんのサポートが必要になってきますが、この問題集を解きあげると適性検査の問題パターンをほぼ網羅できると思います。

夏休みは銀本とこの問題集が自宅学習の中心になりました。苦手な問題パターンを中心に夏休みに7〜8割を解きました。

 

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長女の苦手な問題の1つが、何らかの合理的な判断で探索領域を限定した上で、その中の全組み合わせをコツコツと調べ上げて行くタイプの問題で、特に「探索領域にあたりをつける」部分を不得意としていました。

場合の数は上記の良い訓練になりますし、図形問題は千葉県の適性検査では頻出分野でしたので、書店で見つけて買い与えました。

解法パターン別に問題が細分化されていますので、苦手な問題、強化したい問題ごとに辞書的に活用しました。

 

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図形問題の強化を考えた際に上記の問題集とどちらが良いか判別がつかずに両方買いましたが、こちらは問題が難しく、結局利用しませんでした。

 

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 私立中学受験でならう特殊算等について、辞書的にかなり細分化、網羅されているため、特殊算の知識を活用できる問題に出会った際に辞書的に活用しました。

 

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 夏休みを終えた秋口以降、長女の問題解答能力が飛躍的に上がり、この時期には貪るように問題に当たっておりました。それまで問題集の選択に迷って購入したものの本棚に眠っていたものですが、気づけば長女が引っ張り出して解き切っていました。

 

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 こちらも同様です。